垂直設置型架台

ルクサーソーラーはドイツの架台メーカーNext2Sunの総代理店として垂直設置型架台を日本向けに開発並びに販売しています。
両面ガラスモジュールを使用した場合、両面ガラスでない製品と比べると 10~15%の発電量の向上が見込めますが、これに垂直設置タイプの架台を併用した場合、条件によっては25%以上の収益性の向上が見込めます。
さらに、垂直設置型の太陽電池モジュールは設置に必要な面積が狭いため、モジュール間のスペースで耕作や放牧などが可能です。
また、雪や落下物の影響が少なく、粉塵の舞い上がりを抑制する上に汚れにくく、高いメンテナンス性も有します。日照量を確保することで本当の意味でソーラーシェアリングの実現につなげることができます。
2度のピーク

太陽は東から西に空を移動しますが、赤道上にいない限り、太陽は真上に来ることはありません。特に冬は太陽の位置が低くなります。
太陽電池モジュールを真南に向け、設置場所の緯度による角度で設置すれば最も高い発電量は確保できます。しかし、すべてのモジュールは同じ方向にモジュールを向けている場合はどうなりますか?
1.正午に高い総エネルギーピークがあり、グリッドまたはバッテリーに過負荷がかかる可能性があります。
2.一番必要とされる時ではい時間帯に発電します。
電気の買取価格は朝と夕方に高くなるため両面ガラスモジュールを垂直に設置すれば、買取価格が高い時間に発電量も高めることが可能です。これによって従来よりも高い収入を得ることができるのです。
雪が積もらない

北海道は日本を代表するタンパク質プロバイダーです。
日本のジャガイモ全体の80%が北海道で栽培されています。 小麦の66%、65%の玉ねぎ、55%の牛乳、41%のトウモロコシは北海道産です。
北海道は素晴らしい農産物だけでなく、長い冬と高い積雪量でも有名です。 1.5mの雪が積もる地域も多く、本来の太陽高設備だと角度を大きくしたりして、雪に対処しようとしています。
その結果、LCOEが高くなり、雪掻き等の手間でメンテナンスコストが高くなります。 垂直設置型システムは90度の角度モジュールを縦に置きます。冬の実質的なメンテナンスがなく、それに雪のアルベドが高いため、発電量が向上するメリットがあります。
アルベドを武器に

アルベド(alˈbiːdəʊ)は、表面で反射される入射光または放射の割合です。
効率が20%のモジュールがあるとしましょう。 1000W / m2の直接放射で、このモジュールはm²のエネルギーあたり200W発電します。 10%の追加のアルベド効果がある場合、すべての光がモジュールセルに到達すると、モジュールは理論的に220Wを発電します。
栽培している作物や地面の状態によって、太陽の反射はかなり大きく異なります。 新鮮な草のアルベドは最大25%ですが、新鮮な雪のアルベドは80%以上です。 一方、耕された褐色土壌は、約8%の非常に低いアルベドを持っています。 垂直システムは、モジュールに影を落とすことなく、直接光だけでなく拡散光と反射光も捕らえるように設計されております。
地面や農業作物によって、エネルギー収量は大きく異なります。